「天使のはしご」を見るとき思うこと

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天使のはしご

「天使のはしご」という自然現象をごぞんじでしょうか。

「天使の階段」ほか、世界中でさまざまな名前で呼ばれる自然現象ですが、雲のすきまから、光がななめに地上にさしこんでいる光景で、日常的に目にされている光景だと思います。

ヤコブの梯子とは

「ヤコブの梯子」とも呼ばれる光ですが、ヤコブとは、イスラエルの祖になったとされている人物で、すべてを失って絶望的な身の上にあったとき、この光のなかに、❝天使が登り下りしている❞という不思議な光景を見たということです。

その後ヤコブは財産家となり、その幻を見たとき神が約束してくれた成功への運命をたどります。

地上と天界をつなぐ梯子

神の約束といえば、世界が洪水に遭ったあと、二度と人間を滅ぼさないという約束のしるしに虹が与えられたという話が知られていますよね。

いかんせん仏教徒の私は、虹にお目にかかると、おっ、キレイなものを見た!と思う気持ちのほうが強いのですが、

こういった光景↓を見ると、やはり思わず息を呑んでしまうのですね。

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「おまえは生きていてよろしい」と、しずかな声で言われているように本能的にお感じにならないでしょうか。

この、いかにも ❝通路❞のように見える――天使が地上に命を受けて下るとき、あるいは使命をおえて天に帰るときの――この❝天使の階段❞を目にするとき。

「死んではいかんよ。生きていてよい。世界を造った私が許しているのだから。おまえの生きるのを阻む者がいるとして、その者はこの世界をいちから造れるかね。 世界を造った私が許しているのだから、おまえは生きていてよいのだ。 」

というメッセージが伝えられているのだと思うのです。