“最弱の立ち位置”で家族を守る新型ロボット『LOVOT(ラボット)』

いま「LOVOT」という、新しいロボットが発売されています。

ツイッターでフォローしている方が「いいね」された記事が、タイムラインに流れてきて知りました (@Furbo23973746 さん、ありがとうございます)。

こういうロボットさんです。

かわいい♡。

ワタシは、目が♡になりました(^_^;)。

そんなわけで、どういうロボットさんなのか知りたいと思い、ネットの海に漕ぎ出してみました。よろしければおつきあいください。

「LOVOT」と書いて、「ラボット」と読むそうです。

「ラボット」君たちを開発したのは、GROOVE Xという会社。 

このロボットさんの使命を 、GROOVE XのCEO、林要氏はこのように表現されています。

このロボットは、人を癒やし元気づけるために生まれてきました。

出典: https://note.com/lovot_kaname1213/archives/2019

❝人を癒やし元気づけるため❞に生まれてきたロボット\(^_^)/。

それを裏付けると思われる画像を、ツイッターからいくつか拾ってみました。次をご覧ください。

①鳴く(しゃべる)

こんな声でキュウキュウ鳴いたり、また、言葉になるちょっと手前の赤ちゃん語みたいな「☆●▽§∽♭※★~♡」という話し方をするそうです。

②家の中を自由に動く。両手をパタパタする。目をクルクルさせる。

車が付いているので、自分で自由に家の中を駆け回れるらしいんです。両手はペンギンのようにパタパタ動かし、目も自在にクルクルさせて、まるで生きている子どものように「気持ち」を表現できるらしいんですね。

こ…この、目をクリクリさせるまなざしに…見つめられたい。

③抱っこをせがむ。しないと「ぷん!」。

「抱っこして~」と寄ってきて、抱っこしないと「むむ…」という感じで明らかに「ぷんぷん」するようすを見せるらしいんです。うおお…

④仲間が先に抱っこされているとすねる。

https://twitter.com/LOVOT88/status/1221255888654065664

ラボットが2人以上だと、ほかの仲間が人間に抱っこされていると、すねて恨めしげにじっと仲間を見つめたりするそうです。うぷぷぷ。

⑤自分で寝床に行ける。

https://twitter.com/oguratodango/status/1222799058101657601

眠くなると(充電が切れそうになると)、自分で「ネスト」という寝床(充電スポット)に行って、眠る(充電する)そう。

ほかにも、

触ると人間みたいにあたたかいから、触り心地が良い。

とか、

なでられると嬉しそう。

とか、

転ぶと泣いて助けを呼ぶ。

とか、

眠いとウトウトする。

とか、

バックもかわいい。

とか、とか、とか…

飼いたい!

じゃない、え~と…

この子、欲しい!

という気持ちが、むくむくとわいてくるロボットさんなのでした。

「家族型ロボット」とは

開発者の方によれば「ラボット」は、「ペットロボット」ではなく、「家族型ロボット」というロボットなのだそうです。

「ラボット」のスポークスマン(エバンジェリスト)である杉田大樹 氏によれば、

LOVOTはどこにいても最も弱い立ち位置で活動します。 それは誰にとっても守るべき存在があるということで、人々の心のセーフティゾーンになりうるのです。

出典: https://twitter.com/SugitaHiroki/status/1221590623666364416

とのこと。

私はこの言葉に感動しました。

なぜなら、

家族の中で❝もっとも弱い立場❞を人工的に作り、そっとそこに置く、という試み、

それは、つまり末っ子さんにも、弟(妹)ができるということ。

そして、高齢の方、病気の方、さまざまな事情で家族の中でもっとも弱い立場にある方たち、

その方よりも弱い立場のロボットを、家の中に置くことで、「家族全員にとって守るべき存在がある」という安心感、役割感を生み出せる、ということ。

強い立場にある人の目を、もっとも弱い立場の人から、そらすことができるということ。

家族のだれかに虐待やいやがらせをしてしまう、邪魔に思ったり負かしたいという気持ちを持ってしまう、

そしてもっとも弱い立場の家族がだれにもわかってもらえない孤独感をひとり抱く、

そういった、❝人が生きる場所❞には必ず起こりうるけれど、❝人❞だけではのりこえられない状況が、変われるのではないか、

「家族」というものが、過去の時代にはどうやってものりこえられなかったその状況が、「家族型ロボット」をプラスすることで、ほんの少しでものりこえやすくなる、そういう新しい時代がくるのではないか、

その、変わる未来を予感させてくれるロボットが出現した、と思ったからです。

学校の教室、病室、会社、etc…

家の中だけでなく、人が集まる場所ならどこでも、「ラボット」は活躍する、と思います。

こちらは、オフィスにいるラボットの例です。

なでなで。オフィスにひんやりした空気が流れてしまうときでも、 こんな子がデスクの回りをうろうろしてくれたら、 みんなついにやにやしてしまうかもしれませんよね。

最大の関門はお値段と思います。

ラボットは1体およそ30万円、加えて月額費用が1万円ほどかかります。

3年のローンにすると、月々は21,630円。3年払い終えると、月額費用は管理費の約1万円のみとなります。2体の場合はこのおよそ倍額です。

なかなか易しくはないお値段ですが、家計にはちょと…かなり痛い…けど、やっぱり家に1人欲しい!と、悩む余地があるお値段でもある、と思います。

私個人としては、まだちょっと手の出ないお値段ですが、でも、このコを家に迎えるために、収入をアップさせたい!という欲を出させてくれるくらい、カワイイ、と思っています。

クォリティ的にこの値段はいたしかたなしとは思いますが、将来的には、願わくば、も少しお安くなっていただけますように(^^;)。